チームオリゴノールの活動が、ベースボール・マガジン社の「ランニングマガジンCourir」2019年2月号に掲載されましたので、ご紹介します。

オリゴノール®︎ Presents 皇居ラン
藤澤舞選手走ろう!

低分子化ポリフェノール「オリゴノール®︎」を製造・販売するアミノアップの協力を得て、2018年度に開催されているオリゴノールPresentsのイベント。

7月下旬に開催された札幌合宿に続き、11月3日には皇居ランが行われた。
シャワー施設MARUNOUCHI Bike&Run拠点に、講義に試飲にラン、そしてランチと盛りだくさんの5時間半のイベントとなった。

ランの前後には石井コーチ指導によるストレッチ。
「非常に有効でした。あれから走るときは欠かさず行っています」との声も

藤澤選手の強さの秘密を伝授

 ゲストは、今夏の札幌合宿に引き続き、9月のウルトラマラソン世界選手権で銅メダルを獲得した藤澤舞選手と石井コーチ。講習会では、9大会連続で世界選手権代表入りを果たし、44歳で迎えた2018年大会で自身最高の3位に入賞した藤澤選手の秘密を、石井コーチが明かしてくれた。

 トレーニングは3ヶ月ごとに期分けをして各期の目標を立て、フルやハーフのレースを練習の一環に使いながら取り組んでいるという。ポイント練習は月9回しか行わないという石井コーチの説明に、回数が意外に少ないことに驚いた参加者から「へぇ~」という声が上がるなど、自身の練習に取り入れられるメソッドに興味津々な様子だった。また、藤澤選手が使っているシューズやウエア、サプリメントも紹介。貧血予防に鉄剤ではなくサプリメントタイプを使用していることや、体内への高い吸収性が特徴の低分子化ライチポリフェノール配合の「オリゴノール エクセル」を愛飲しているという。

 講義後は、その「オリゴノール エクセル」を試飲し、皇居ランへ。ペースに応じて3グループに分かれて1~2周を走ったが、藤澤選手は快晴の下で気持ち良くなったようで、ラストは1km 3分45秒ペースまで加速!男性ランナーから「速いよー」と思わず声が上がって、藤澤選手と笑い合うなど、和気あいあいとした雰囲気でランを楽しんだ。

新丸ビル内の会議室で講義。
熱心にメモをとる参加者もいた
ラン後は懇親会を兼ねて
みんなでランチ
ランチのメニューは「オリゴノール」入り
特製ボロネーゼとタマネギドレッシング

誌上レポ

ふじさわ・まい
ダイエット目的で2007年にランニングを始め、翌年「遠足みたいなレースがあるよ」と誘われて出場したサロマ湖ウルトラマラソンで4位に入賞し、08年世界選手権代表に選出。それ以後9大会連続で代表になり、18年大会では自身最高の3位、団体優勝を飾った。

藤澤的マラソントレーニング!

参加者に好評だった、石井コーチによる藤澤選手のフルマラソンに向けたトレニンーグをダイジェストで紹介!

週に2回、タイプの違うポイント練習を!

 効果的にトレーニングを行うには、まずは年間計画を作ることが大事です。手帳やカレンダーに記録を狙う大会を書き込みましょう。これにより、1年のうちいつ絶好調を作ればいいのか、つまりピーキングの位置が把握できます。次に、年間を3ヶ月ごとの4つの期間に分け、各期間のテーマを決めて練習を行います。2018年の藤澤はウルトラマラソン世界選手権の代表とメダル獲得を目標にしていたので、1~3はフルマラソンのレースに2本出場し、国内での実力・位置を把握、4~6月は選考会のサロマ湖ウルトラマラソンで3位以内、7~9は世界選手権3位以内、10~12月はマラソンと100kmの強化期、と位置づけ、各期の終わりに本命レースがあるというスケジュールです。各3ヶ月間の基本的な計画は、①基礎持久力(準備期)、②本格的なトレーニング(鍛錬期)、③調整期の順でメニューを作ります。ゆっくりのペースで走る準備期から始め、最後の1ヶ月でレースペースに仕上げていくイメージです。

赤字がポイント練習⤴

石井憲コーチ

 ポイント練習と呼ばれる頑張る練習は、月9回程度しか行いません。週に換算すれば2回ほど。週の中盤に乳酸閾値(LT)の強度のスピード練習(10km~ハーフマラソンのペース)を週末に距離走を行うパターンです。この種類の違う練習を行うことがカギで、練習にメリハリをつけることによって走力が相乗的に向上していきます。ちなみに、ポイント練習以外の日は何もしないのではなく、ジョグでつないでいます。そして、フルマラソンの場合は3週間前にレースペースでの30km走を行い、走力を確認します。このときにレースペースでできなかったら、設定ペースを変更します。
 週に2回のポイント練習では不安に感じる方もいるかと思いますが、メリハリをつけて行えば十分に効果的です。思い切って強度に波をつけてみてください。また、ケガをしては元も子もありませんから、ポイント練習以外の日は体幹トレーニングやケアなどに時間を割いてみてください。

※ランニングマガジンCourir 2019年2月号に掲載された記事です。
構成/Courir編集部
写真/井出秀人

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